W杯に向けて関連のNFTが続々とリリース注目のリアルタイムNFTとは？

2022年11月21日からカタールにて開催されるFIFAワールドカップ2022。世界中で開催を心待ちにしているファンがいる中、実はweb3の業界でも盛り上がりを見せています。

開催2ヶ月前となる9月には、運営のFIFAもNFTコレクションをリリースしました。今回はワールドカップに関連するNFTとNFTゲームを紹介していきます。

【FIFA】FIFA+Collect

「FIFA+Collect」は、FIFA（国際サッカー連盟）がリリースしたNFTコレクションです。

FIFA World CupとFIFA Women’s World Cupで盛り上がった瞬間や、象徴的なモーメントをNFT化し、ファンが購入しやすい価格でリリースしました。ブロックチェーンはアルゴランド（ALGO）です。

さらに、2022年10月27日から2022年11月20日の間にNFTを購入した方は全員「VIP Trip packages」の抽選に参加させられます。パッケージには12月7日〜11日の往復航空券・宿泊宿・試合のチケットなどが含まれており、ファンにとっては無料でVIP待遇を受けられるチャンスです。

NFTには以下の4種類が存在します。

FIFA ARCHIVES DROP（$4.99）
FIFA ARCHIVES 2 DROP（$4.99）
CURATOR COLLECTION - SOUTH AMERICAN FLAIR（$9.99）
GENESIS DROP（$4.99）

参考：FIFAPlusCollect

【バドワイザー×FIFA】Live Scoreboard NFT

アメリカのビールメーカー「Budweiser（バドワイザー）」は10月15日、チームの試合状況をリアルタイムで追跡できる「Live Scoreboard NFT」をリリースしました。

NFTからは応援しているチームの得点・勝敗・対戦相手などが確認できます。その他バドワイザーフットボールの限定グッズや専用のDiscordチェンネルへのアクセス権、そしてミニゲームをプレイできるなどの特典が付いてくるとのことです。

さらに、購入者は全員「ゴールドNFT」の抽選に参加させられます。当たった幸運な1名にはワールドカップへの往復旅行券や試合チケットなどが贈呈される予定です。

ただし、本NFTはBudweiserはビール会社のため、NFTを購入する方は各国の法定飲酒年齢に達していなければなりません。日本では20歳未満の方は購入できない点に注意が必要です。

参考：Budweiser

【Sorare】Global Cup '22

サッカーのNFTゲーム「Sorare（ソーレア）」は、ワールドカップに合わせて期間限定のトーナメント「Global Cup ’22」を開催すると発表しました。普段はNFTのカードを購入しなければプレイできませんが、今回は無料でもらえる「コモンカード」を使用してのプレイが可能です。

コモンカードは全員が登録時に配られるため、非常にフェアなトーナメントとなることが期待されています。ただし、配られるカードはトレードできません。強い選手のカードが欲しい方は、引く続きマーケットプレイスで購入する必要があります。

ゲームでは100ポイントのコストの中から、8人のプレイヤーでオリジナルチームを編成して試合を行います。ゴールキーパー、ディフェンダー、ミッドフィールダー、フォワードの各ポジションには、同じチームから2人までの選手を選択可能です。

参考：あたらしい経済（NFTサッカーゲーム「Sorare」、ワールドカップに合わせ無料でも遊べる「Global Cup ’22」開催へ）、Medium（Introducing Sorare: Global Cup ‘22）

【おまけ】Adidas保有のBAYCが予告編に登場

また、ワールドカップを予告する広告にブルーチップNFTのひとつである「Bored Ape Yacht Club（BAYC）」が登場したことでも話題となりました。

広告を製作し、発表したのは大手スポーツブランドのAdidas。出演したのはIndigo Herz（インディゴ・ヘルツ）というキャラクターで、Adidasが2021年9月に46ETHで購入したものです。BAYCはかねてよりNFTの商業利用を許可しており、今回はNFTのユーティリティを最大限に活用した事例となりました。

参考：Twitter

NFTを買って好きなチームを応援！

ワールドカップに合わせてリリースされたNFTについて紹介しました。今回のワールドカップは、例年通り6月〜8月に開催するとカタールの気温が高すぎて危険なため、11月〜12月の開催となり、異例の年となっています。暗号資産は全体的に価格が落ちているため、ぜひこの機会にNFTを購入してみてはいかがでしょうか。