動いて稼ぐMove to Earnとは?仕組みや人気サービスを解説
- Sumi
- 2022年9月26日
- 読了時間: 6分
更新日:2022年9月28日

Hi there! ボクセルアーティストのSumiです。
みなさんは今ちまたで話題の「Move to Earn」という言葉をご存じですか?
Move (動いて) to Earn (稼ぐ)という意味の造語で、最新技術の*NFTと共に始まった新しいサービスです。
*NFT
Non-Fungible Tokenの略。ブロックチェーンの技術を用いて従来コピーが可能だったデジタルアートなどを、唯一無二であると証明ができる技術。
私自身もSTEPN(ステップン)という歩いたり走ったりして仮想通貨を稼げるサービスを利用しています。
初めてSTEPNを知った時は、毎日の運動習慣で健康を手に入れながら仮想通貨を貯められる、そんな新しいサービスにとても驚きました。
そこで今回の記事では、Move to Earnに興味がある方に向けて、「Move to Earnの仕組み」「Move to Earnのメリット・デメリット」「人気のMove to Earnサービス8選」「Move to Earnサービスの始め方」をご紹介します。
Move to Earnに興味がある方の参考になれば幸いです。
Move to Earnの仕組み
Move to Earnの仕組みと稼ぐ流れを簡単にご説明すると、以下の通りです。
ゲームを始めるのに必要なNFT(例:NFTスニーカー)を購入 or レンタルする
歩いたり走ったりして「仮想通貨」または「ゲーム内で使えるNFT」を獲得
獲得した仮想通貨やNFTを取引所やマーケットプレイスで取引して稼ぐ or NFTをレベルアップ(例:NFTスニーカーのアップグレード)をして効率よく稼ぐ
Move to Earnの基本的な仕組みは、アプリを起動させながら歩いたり走ったりして、「仮想通貨」または「ゲーム内で使えるNFT」を獲得します。
獲得した仮想通貨を暗号資産取引所で他の仮想通貨(例:ビットコイン)や円に交換したり、獲得したNFTをマーケットプレイス(例:OpenSea、Magic Eden)で取引することも可能です。
また、歩いたり走ったりするだけでなく、ゲームを始めるに当たって必要なNFTスニーカーなどを売買して稼ぐこともできます。
Move to earnの先駆けサービスであるSTEPNは、年内にスニーカーの貸し借りが可能になると言われています。
貸し手側は自分が動かずに仮想通貨が得られ、借り手側は初期費用なしで仮想通貨を稼ぐことができます。
初期費用が参入障壁になっている人からすると、無料で始められるというのは嬉しいポイントですね。
Move to Earnのメリット・デメリット
動くだけで稼げると聞くとプラスの面が多いようにも感じますが、以下にメリット・デメリットの両面をご紹介します。
メリット
Move to Earnの最大のメリットは、「健康につながる運動習慣を身に付けながら稼げる」といった部分ではないでしょうか。
仮想通貨やNFTは価値の変動が激しいので、たとえ価値が下がったとしても、続けた運動習慣はあなたの健康を維持してくれます。今年の暴落した市場の中、多くのユーザーが述べていた意見です。(もちろん価値が下がってしまうのは悲しいですが...)
私自身オフィスの仕事をしているので1日中座りっぱなしですが、STEPNを始めてから毎日歩く距離が増えました。
ついついサボってしまう日には、「今日30分も歩いていないんだ...」と自分の運動不足に気づくきっかけにもなります。
歩きよりも走りの方が効率よく稼げるので、毎朝ランニングを取り入れてみたこともありましたが続かず...(笑)
運動は継続が何よりも大切なので、自分に合うやり方で毎日続けるのがおすすめです。
最近はゆっくり歩いていますが、継続できています!
デメリット
Move to Earnのデメリットは以下の4つが挙げられます。
ゲームを始めるのに初期費用がかかる場合がある
新しいサービスのため将来性が不透明
ゲーム内の仮想通貨やNFTなどのトークンは価値が不安定で、世の中のトレンドや仮想通貨の暴 落に影響を受けやすい
ユーザーの不正が可能
ゲームを始めるのには安くはない初期費用がかかる場合があります。
Move to Earnの有名サービスSTEPN(ステップン)の場合、ゲームを始めるのに必要なスニーカーを購入するのに約1.1SOL(2022年9月現在で約5,300円)費用がかかります。
また、Move to Earnのサービスは新しいものばかりなので、将来性は不透明です。サービスによっては急に消えてしまったり、ゲーム内の仮想通貨やNFTの価値が暴落する可能性もあり、資産に大きな影響を与える場合があります。
また、サービスのほとんどは不正行為を最小限に抑えるために備えていますが、利益のためにユーザーが不正行為をすることは不可能ではありません。 例えば、運動する際に複数のスマホを持ち歩いたり、新しい NFT を大量に作るためのシステムを作成し、 NFT資産の市場価格を破壊する可能性も考えられます。
デメリットを理解した上で、運動習慣の一環として楽しみながら利用するのがおすすめです。
人気のMove to Earnサービス8選
現在注目度の高いMove to Earnサービスを8つご紹介します。
STEPN(ステップン):NFTスニーカーを所持して、歩いたり走ったりすると仮想通貨のGST(Green Satoshi Tokens)が稼げるゲーム。Move to Earnの先駆けといわれる人気ゲームです。
Genopets(ジェノペッツ):歩いたり立ち上がったりなどの日常の動作でGenopetsを育てて、GENEというトークンを稼ぐゲーム。
Fitmint(フィットミント):NFTスニーカーを所持して、歩いたり走ったりすると仮想通貨のFITTが稼げるゲーム。STEPNとは異なり初期費用が無料で始められます。
STEP(ステップ):1日4000歩以上30,000歩未満でBinanceが発行している仮想通貨BNBがが稼げるゲーム。
Step.app(ステップアップ):NFTスニーカーを所持して、歩いたり走ったりすると仮想通貨のKCALが稼げるゲーム。プレイヤー同士の対戦など、STEPNなどにはない機能が実装される予定です。
THE SNKRS(ザスニーカーズ):歩きや走りだけでなく、ハイキングやサイクリングでも仮想通貨SKZが稼げるゲーム。韓国発のMove to Earnサービスです。
Dustland(ダストランド):歩くことでNFTチケットが貰えて、交換すると仮想通貨DOSEが稼げるゲーム。音声でストーリーを聴きながら運動できるのが特徴です。
SweatCoin(スウェットコイン):歩いて仮想通貨SWEATを獲得し、商品交換や寄付ができるゲーム。2022年9月に仮想通貨として上場したため、他の仮想通貨や円にも換金ができるようになりました。
Move to Earnサービスの始め方
上記でご紹介した中でも、最も知名度が高いサービスの一つである「STEPN(ステップン)」の始め方を簡単にご紹介します。
始め方はその他サービスと類似しているので、今すぐ始める予定がない方やどのゲームを始めるか決まっていない方でも、大まかな流れを掴んでいただければ幸いです。
初めにやること
その他やること
暗号資産取引所でSOL(Solana) or BNB(Bitcoin) or ETH(Ethereum)を購入 (国内取引所によってはお取り扱いがない場合もあるので、国内取引所で購入した仮想通貨をBinanceなどの海外取引所で交換する必要があります)
STEPNアプリのウォレットにSOL/BNB/ETHを送金
アプリまたはMagic EdenなどのマーケットプレイスでNFTスニーカーを購入
NFTスニーカーをセットして仮想通貨を稼ぎながらウォーキング or ランニングをする
まとめ
今回の記事では、「Move to Earnの仕組み」「Move to Earnのメリット・デメリット」「人気のMove to Earnサービス8選」「Move to Earnサービスの始め方」の4つをご紹介させていただきました。
Move to Earnに興味がある方の参考になれば幸いです。
一緒に仮想通貨を貯めながら健康な運動習慣を身につけましょう!
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